GEDORE(ゲドレー社) 品質追及に微塵の妥協もなし。

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安全に使える頑丈な製品を

創業は1919年。GEDORE社は、ドイツ西部の街"Remscheid(レムシャイド)"に本社を構える世界最大規模の総合工具メーカーである。現在、生産拠点は世界23ヵ国に広がり、ドイツ国内には6ヵ所に工場を擁する。モノづくりの本場ドイツはもとより、世界各国のあらゆる製造現場で同社の製品が信頼を得ている理由は、クオリティーの追求にある。自社の製品を使うすべての人が安心して安全に使える、頑丈な製品づくりを第一に考えているのだ。

万が一のリスクも回避する最善の製造方法を採用

創業時よりクオリティ第一主義を貫く本社工場を訪ねた。品質へのこだわりは、まず原材料から。同社では、ローマテリアル(鉄)を仕入れて部品からすべてを自社で製造している。そのローマテリアルも全部で108種類もあり、製品や部分によって使い分けている。この使い分けによって、製品の強度や特徴を最大限に引き出せるというわけだ。

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世界中で愛される工具は、クオリティ第一主義が支えている。

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ローマテリアル(鉄)を仕入れ、自社で部品から製造。

続いて、レンチやスパナなどを作っている工程へ。ここでは型に流す鋳造ではなく、鉄を一つひとつハンマーで打って鍛える丁寧な鍛造製法によって製品が作られている。使用する際に負荷がかかりやすいレンチやスパナは、万が一大きな力がかかったときに破断してしまうと、使用する人が怪我のおそれがある。そのため、熟練の技術と製造の時間はかかるが、鋳造よりもはるかに硬くて丈夫な製品を生み出す鍛造製法が採用されているのだ。驚くのは、その鍛造用ハンマーの大きさ。欧州で最大、かつ唯一の12.7tハンマーである。

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熟練の鍛造技術から頑丈な製品が生まれる。

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世界最大クラスを誇る鍛造のための12.7tハンマー。

何重ものチェックで最終的な品質を守る

この工場で鍛造できる製品は、平均して1時間に約150個。製品の製造工程で必要な専用工具もすべて自社製で、1時間に1回はランダムに製造途中の製品を抽出し、ひびや割れ、欠け、曲がりなどのチェックが行われている。もちろん、品質チェックはこれだけではない。各工程で採寸、目視検査、型にはめての検査、探傷剤などを用いての検査など、何重ものチェックを経て、最終的に同社が自信を持って送り出す製品となるのである。

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品質管理を徹底し、大ロットの製品でも安定して供給。

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1時間あたり平均150個の製品を鍛造。

この品質の高さこそが、同社の製品が世界中で愛用され、世界最大の総合工具メーカーへと成長してきた理由である。製品の幅はかなり広く、この工場で作られている手作業工具のラインアップの豊富さには驚くばかりである。製品の金型に関しても、すべて自社で設計から製作、校正、修理まで行っていること一つをとっても、徹底したクオリティ追求の証である。 製品の一つひとつに燦然と輝く"GEDORE"と"Made in Germany"の刻印こそが、その品質への誇りの表れと言えよう。

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製品の金型は、設計からすべて自社製。